2010年9月19日日曜日
シンプルな固定バイアス増幅でベース電流と交流出力電圧の相関関係を調べてみました
上の回路図は、エミッタが接地してあるだけの非常にシンプルな
増幅回路ですがhttp://bbradio.hp.infoseek.co.jp/tram12/tram12.htmlを参考に
させていただいたものです。
電源が1.5Vで、 コレクタに 2.2Kの抵抗を介して電圧を供給して
エミッタを直接グランドに落としています。 2SC1815Yを想定している
点もまったく同じです。
違う点は、 ベースに供給する直流電流を決める抵抗の値を変化させた時に
出力される交流がどれだけ変化するのか調べてみたかったので
あえて800Kの可変抵抗を使って 10段階刻みで サーキットビューワーで測ってみました。
その結果は次のとおりです。
出力が最大に得られたのは
160キロオームでこのとき
353mVの出力です。
入力信号はたったの10mVに設定しています。
交流電圧が35倍増幅されています。
80キロオームづつ
抵抗を増やすと、増幅率が少しづつ低下しますが
160Kオームを720Kオームに取り替えても
増幅率は、まだまだ…14倍もあります。
トランジスタのhfeは個体差が激しいのかもしれませんが
2SC1815Yということで 適当に 150 ということで設定しております。
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