2010年10月6日水曜日

分離の悪さをアンテナの指向性でカバーする

最近、対角線長120センチの四角いループアンテナを組み立てたのですが
ようやく地元のローカル局3局()に同調させることができました。
RCC JOER 1350KHz 20kw 江田島市沖美町
NHK1 JOFK 1071KHz  20kw 広島市安佐南区西原4丁目42-17
NHK2 JOFB 702KHz  10kw 広島市安佐南区西原4丁目42-17
時間によって、たまに耳を澄ませば遠方の局も入ってるのですが、簡単に受信できるのは
上記のローカル3局だけのようです。
下の写真ですが僕の部屋(書斎兼工作室)の天井に吊り下げています。
これがちょうど、ブログを書きながら向きを変えられてちょうどいい感じです。

4畳半の狭い部屋。ちょうどブログを書いている今も、頭にこの十字架がぶつかったりしています。
トップが巻き始めで時計回りに巻きました。
第一回目が巻き終わったら1センチずらして第二回目を巻くようにします。
全部で14回巻きました。
巻き始めをラジオの入力部(FETのソース)につなぎ
巻き終わりはラジオのGNDに繋ぎます。
初段がFETなので、中間タップは要りませんが、
あとで巻き過ぎてるようなので、またいろいろ実験するためにも、各所のビニールをむいてます。
巻き始めの一番外側のループは固定して
GNDのタップを途中から引き出すという方式で調整しました。


結局内側の2本目の下部と巻き終わりとショートさせて
実質12巻きとして外側を生かしたところでRCCが感度良く入りました。 中間タップでは決してありません。
同調LC自体の切り替えです。



バリコンは150PFMAXのタイトバリコンを使いました。
ポリバリコンよりなんとなく感度がいいかどうか?気休めかもしれませんが

こういうアンテナの特徴は巻き数を増やすと感度が上がるのだが巻き過ぎると同調できなくなる
というパラドックスに面白さがあります。
また、指向性があるので、指向性を利用して混信が除去できる面白さがあります。
一番難しかったRCCの受信ですが、今は混信がほとんどなく、やかましいくらいの音量で入ります。

ちなみに、RCC1350KHzに同調させた状態でアンテナの向きをRCCに合わせたら
混信がほとんどなくRCCが快適に聞こえます。
その位置からちょうど90度アンテナを回すと、同調をRCCにとっていてもNHKが聞こえます。(時間帯によってかなり左右されます。ローカルしか入らない時間と、DXが入る時間で違ってきます。混信が多いときは巻き数を減らし、音量が落ちたぶんボリュームを上げることで対処できます。)





同じように、NHKに向きをあわせ NHK1 1071KHzに同調を合わせた場合、NHK2がどうしても少し混信して聞こえます(イヤホンだとはっきり混信がわかりますがスピーカーだとほとんど気になりません。)



回路図はbbradio様のブレッドボードラジオを参考にしました


回路は、短波受信に適切な設定にしています。これで結構アンテナのところに
短波用のコイルを入れて短波アンテナがわりにこのループアンテナをつなぐと
短波が遊べます。今いろいろやってるのですが、中国語や韓国語が強烈に入っていますが
まだなんの放送局やら、短波ラジオを持ってなくてわかりません。またいつかレポートします。

ラジオ回路はbbradio様のサイトを猛烈に参考にさせていただきました。

ブレッドボードの付属品バリコンとか...の取り扱いなどすごく参考になります。
僕も見習いたいのです。やっぱり、きちんと整理しないといけません。
ラジオ工作をしてるとつい夢中になって、抵抗器は出せば元のとことに戻さないで
部屋がぐちゃぐちゃになります。そんな状態でブレッドボードに直接つないだイヤホンを
はめてアンテナの調整をしているとブレッドボードごと床に落としたりして
たいへんです。

イヤホンのワイヤは長いほうがいいですね。短いと動きが取れませんmん

焦げ臭い おかしい と思ったらブレッドボードの配線がショートして加熱して
電池ボックスのターミナルが溶けていました。
電池一個で火事になっては笑いどころじゃありません。ほんと。


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