2010年10月9日土曜日

TWIN T発振回路をスパイスしてSoundEngine






TWIN T とは良く言ったものですね。 T型のCRの組み合わせを横に並べてみると
よく解ります。

1Kの抵抗R3を もし300オームにすると どうなるか SPICEしてみました



コレクタ電流533μA で発振 なし です。








R3を400Ωにしてみます




コレクタ電流533μAは変わりませんが、発振し始めています






1kオームでは

はっきり発振しています






このR3は500オームから1.5Kオームの範囲で だいたい

安定して発振します。


1,7Kオームの場合は



このように SPICEでも発振しないことが確認できます。










20K VR を回転させると、発振してくれる箇所が非常に狭いのは

だいたい500オームから1.5Kの範囲でないと発振してくれないのだから

VRの範囲が0-20Kでは当然ですね。





VRを回して一番低い音から一番高い音までの音の高さなんですが

一番高い音をドレミのドだとして

どしらそ と音階をたどっていくと

せいぜい

どしらそふぁ

くらいまでしか音は出ません


つまり 一オクターブもカバー出来ていません。

周波数比で言えば、1日オクターブが 1対2ですが

1対1.5くらいだと思います。





これはフリーソフトのサウンドエンジンで最高音を収録したもの
時間軸を拡大して1.000から2.000まで何回揺れているか
数えれば人間周波数カウンターですが
1から1.010の間に約15.5回ですんで
ざっと15.5*100=1550

1.5KHzくらいだと


思います







これは最低音ですが11回ですか。 11*100=1.1KHzくらいですね 



かなり いいかげんな計測ですが 


だいたいR3の値は(他の部品定数を変えない限り)500オームから1.5Kくらいで発振し

その発振範囲は 1.1KHzから1.5KHz ということが 言えます。

ただしコンデンサーとか他の定数を変えたら

もっといろいろ

発振周波数が変わります



波全体が波打っていますね、100mSで6回揺れているんで

1Sで60回です。 電源ACのハムノイズの可能性が大ですが

実験対象のクリスタルイヤホンは 電池から鳴らしてますし耳にはAC音は入りません。

パソコンのファンとかUSBマイクかパソコンの回路自体がノイズを拾ってるのだろうかなと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿